ボランティアに行こうと思っている方へ  熊本地震

ゴールデンウィークを利用して、被災地へボランティアに行こうと計画している方が多いと思います。

去年の大雨の時にボランティアに行く人向けに書いた記事を、今回の熊本地震向けに書いて再掲します。

 

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これから多くの人が被災地へボランティアに向かうことと思う。一軒の家を片付けるのに10人〜15人程度の人が必要らしい。

『よし!ボランティアに行こう!』

ちょっと待ってほしい。実はただ行くだけなら逆に迷惑になる場合もあるのだ。

筆者は新潟県7.13水害、新潟県中越地震、東日本大震災のボランティアを経験し、多くのボランティアの人と接してきたが、中にはありがた迷惑と思うような人がいたのは否めない。
少ない経験からの主観になってしまうが、ボランティアに行く時に最低限知っておいてほしい事をいくつか挙げてみる。

 

 

【ボランティアに”行ってあげている”という意識の人は行かないでほしい】

 

これは本当に迷惑でしかありません。ボランティアに行くと、まずボランティアセンターや社会福祉協議会などからどこそこへ行くようにと指示が出ます。その指示された場所へ行って作業をする訳ですが、スムーズに進まない場合が多いのです。
現場は混乱しています。ボランティアセンターの指示系統も整っていない場合が多い。『ここへ行ってください』と指示された場所に行ったら作業が終わっていたとか、『ちょっと待ってください』と言われて、1〜2時間待たされる事もザラです。
そんな時に本当に言って欲しくない言葉。
『せっかくボランティアに来てあげたのにね』

 

これ実際に経験したのですが、あなた何しに来たの?と思ってしまいました。
言っている人の気持ちもわからなくはないですが、困っている人の助けになりたいという気持ちで行くわけですよね?ボランティアセンターと言ってもボランティア受け入れのプロではないので、慣れない作業の中で、大勢のボランティアをどこに配置するかや、現場のニーズの吸い上げなど、かなり多忙なはずです。

そのような受け入れ側の状況を理解せずに被災地に行く事は迷惑でしかありません。暇だから行くくらいの意識なら、その労力分を募金した方がいいと思います。

 

 

【必要な装備を十分整えてから行く】

 

今回の地震の場合は瓦礫撤去が主な作業かと思いますが、それに必要な道具や装備は自分で揃えていきましょう。現地で貸し出ししている場合もありますが、あまりあてにしない方が賢明です。

 

自分が過去のボランティアで用意した装備は、
・長靴 ・軍手 ・ゴム手袋  ・皮手袋・汚れてもいい作業着  ・ゴーグル ・ヘルメット ・タオル ・スコップ ・鍬 ・飲み物 ・ご飯  ・バケツ ・マスク

 

あればいいなと思うもの
・一輪車(ネコ車) ・てみ ・ノコギリ  ・ハンマー  ・消毒液 ・絆創膏

 

最低限考えられる物を上記しました。持っていく物には必ず名前を書きましょう。持っていった物が紛失するのはよくあるので、自己責任で管理しましょう。

 

 

【行く前に十分に情報を集める】

 

行く前にボランティアセンターに問い合わせたり、災害ホームページなどを見て現地の情報を集めてから行きましょう。

 

yahooより転記した現在ボランティアを募集している自治体は、

<熊本県>
熊本市災害ボランティアセンター
益城町災害ボランティアセンター
菊池市災害ボランティアセンター
宇土市災害ボランティアセンター
宇城市災害ボランティアセンター
阿蘇市災害ボランティアセンター
菊陽町災害ボランティアセンター
南阿蘇村災害ボランティアセンター
西原村災害ボランティアセンター
平成28年熊本地震災害に伴うボランティアについて(熊本県)
<大分県>
別府市災害ボランティアセンター

 

いきなり車で行って駐車場がわからないでふらふらしていると、緊急車両の邪魔になる可能性もあります。複数人で行く場合はなるべく乗り合わせて行きましょう。
被災地の情報はすぐに変化します。1番新しい情報を仕入れてから出発し、出発した後も情報収集に努めてください。

 

 

【実際に作業する時にも注意が必要】
作業する時に注意する事は、そのお宅の人に逐一指示を仰ぐ事です。

例えば、持ち主が壊さないで残しておきたかった物を、ボランティアの人が勝手に壊してしまったために損害賠償になったケース。損害賠償にはならなくても勝手にやってしまった事で迷惑になったケースが多々あります。

作業をする前とやり終わった後に、持ち主の方や現場を仕切る人の指示を仰いでください。

あとは落ち着いてやる事。意外に多いのですが、焦ったり気持ちがふらついたままで作業する事で、自分が怪我をしてしまったり、周りに迷惑をかけてしまうケースがよくあります。ちょっとゆっくり作業するくらいがちょうどいいです。ボランティアの作業はそれほど緊急性を要する仕事は無いので。

 

 

 

 

1日も早い被災地の復興をお祈りしております。

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